■第24号 11/6/1発行

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「 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン 第24号 2011年6月1日

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

         脚本・台本は記憶と記録の宝庫
         脚本・台本は貴重な放送文化資源

        日本脚本アーカイブズ  http://www.nk-archives.com/

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◆ 特報 ◆ 文化庁報道発表
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☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
┃国立国会図書館と文化庁との協定について、報道発表がありました。
┃テレビ・ラジオ番組の脚本・台本のことが、この協定に含まれています。
┃以下、全文をご報告、掲載いたします。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  国立国会図書館と文化庁との協定について
 ~我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承~
                         平成23年5月18日


 本日、国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な
継承に関して協定を結びましたので、お知らせいたします。
                      (同時発表:国立国会図書館)

1.概要

 国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承を
目指し、歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その所在情報の把握
や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・協力を行って
いくことにしました。

(詳細は別紙[※注:下記]をご参照ください。)


2.目的・意義

 歴史的・文化的価値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい
理解のために欠くことのできない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎を
なすものです。
  また、ひとたび消失すると再び入手することは不可能です。

 このため、国立国会図書館と文化庁は、歴史的・文化的価値のある作品や資料等
の適切な収集・保存及び活用等について、一層緊密な連携・協力を行っていきます。


3.当面の具体的な連携・協力分野

  [1]テレビ・ラジオ番組の脚本・台本
  [2]音楽関係資料(過去に我が国で出版された楽譜等)
  [3]マンガ、アニメーション、ゲーム等

 なお、今後も、連携・協力内容の充実について検討していきます。

               ┌────────────────────┐
               ┃ (お問い合わせ先)                    
               ┃  文化庁文化部芸術文化課                                      
               ┃   課       長    山さき 秀保(内線2822)
               ┃                   [※注:さき=山偏に竒] 
               ┃     課 長 補 佐   大川 晃平(内線2824) 
               ┃    企画調査係長  落合 恵未(内線2828) 
               ┃  電話:03-5253-4111           
               ┃  FAX :03-6734-3814             
               ┃  mail:geibun@bunka.go.jp              
               └────────────────────┘
                

※以下別紙


【 我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承に関する協定 】

 我が国では、図書、新聞、雑誌、CD、DVD等の出版物は、国立国会図書館に保存
され、美術品や歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料は、美術館や
博物館等に保存されている。

 一方、これらの施設において、これまで必ずしも収集・保存の対象とされてこな
かった分野の文化的な作品や資料等については、その所在情報が一元的には把握さ
れておらず、体系的な収集・保存がなされていない状況にある。歴史的・文化的価
値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことの
できない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎をなすものである。また、ひと
たび消失すると再び入手することは不可能である。

 このため、歴史的・文化的価値のある作品や資料等が散逸・消失することのない
よう、その適切な収集・保存及び活用を図ることが必要である。

 政府は、「文化芸術の振興に関する基本的な方針」(第3次基本方針)(平成23年
2月8日閣議決定)において、文化芸術に関する各種の情報や資料の収集・保存(アー
カイブの構築)及び活用方法について、国立国会図書館をはじめとする関係機関と
連携することとしている。

 一方、国立国会図書館においては、日本の知的活動の所産を網羅的に収集し、
国民の共有財産として保存するとのビジョンを掲げている。

 これらを踏まえ、国立国会図書館と文化庁は、これまで必ずしも体系的な収集・
保存がなされてこなかった歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その
所在情報の把握や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・
協力を行っていくこととする。

 一層緊密な連携・協力に取り組むにあたっては、これまでのそれぞれの分野におけ
る取組も踏まえ、当面、特に以下の3分野について、具体的な連携・協力を推進する
こととする。


1.テレビ・ラジオ番組の脚本・台本について、国立国会図書館と文化庁は、連携・
協力して、所在状況や保存方法等に関する調査研究を行うとともに、過去の重要な
資料の保存について検討する。


2.音楽関係資料について、過去に我が国で出版された楽譜等に関する所在情報に
関し、国立国会図書館と文化庁は、連携・協力してデータベースを作成し、国立国会
図書館においてそれを広く国民に公開し、その活用を推進する。


3.マンガ、アニメーション、ゲーム等のメディア芸術について、国立国会図書館と
文化庁は、連携・協力してそのアーカイブの構築を推進する。


 この協定の締結を証するため、本書2通を作成し、双方が押印の上、各自1通を
保有する。
                 平成23年5月18日
                 国立国会図書館総務部長  田屋 裕之
                 文化庁次長              吉田 大輔


※参考 原文 
  http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/archive_kyotei.pdf


☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
■編集後記■ 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 文化庁および国立国会図書館の記者発表を受けて、今号は特報号とさせて
いただきました。

 平成17年(2005年)に日本脚本アーカイブズが発足してから6年。

放送脚本・台本のアーカイブの重要性を訴え続けてきた日本脚本アーカイブズ
ですが、その活動が実り、文化庁と国会図書館とで放送脚本・台本の収集・保存・
利活用に向かって動いてくれることになりました。

先進国の中でも遅れを取っていた日本の放送脚本・台本のアーカイブも、ここ
に来てやっと、先進国に向かって一歩を踏み出すことになり、感慨深いものが
あります。

 さて、そういうわけで、日本脚本アーカイブズの役割も新しいステップに。
 これを機に、メールマガジンもリニューアルすることになりました。
  この1年を国への移行期と位置付けて活動していきますが、その過程のご報告と
同時に、より楽しく脚本アーカイブズを理解していただけるよう新企画を計画中。
  乞うご期待!

  日本脚本アーカイブズへのご理解と引き続きのご支援、
  どうぞよろしくお願いいたします。

                         編集担当:清水喜美子


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月刊ドラマ6月号はシナリオ3作を掲載。
『名前をなくした女神』1・2話。脚本・渡辺千穂。フジテレビ系4月クールの
連続ドラマ。幼稚園児のママ友たちが、それぞれ家庭に悩みを抱えながら、くり
広げる虚虚実実をリアルに描いた作品。

『さよならぼくたちのようちえん』脚本・坂元裕二。日本テレビ系で3月に放送
されたスペシャルドラマ。卒園間近の幼稚園児5人が、長野の病院に入院した友
だちを訪ねようと列車に乗って……。2時間余の全編を殆ど幼児だけで展開する。

『風の道伝説 おじいちゃんの初恋物語』脚本・仲倉重郎。岡山のCATV局、
Oniビジョンが昨年4月から製作した「みんなで作るふるさとドラマドラマ」シリー
ズの最終話。20年前に廃線になった下津井電鉄の線路の跡が、今「風の道」と
なっていることから発想された作品。

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【メールマガジンについて:ご意見・ご感想・問合わせ先】
 日本脚本アーカイブズ
 〒120-0034 東京都足立区千住5-13-5 学びピア21 5階
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 ◇日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  第24号  2011/6/1 
 <発 行>     日本放送作家協会 日本脚本アーカイブズ
 <編集者>     清水喜美子
 <統括責任者>   香取俊介

 ◇掲載記事を許可なく複製、転載することを禁じます。

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■第23号 11/4/1発行(訂正)

日本脚本アーカイブズ・メールマガジン23号 訂正

■4■ セピア色の記憶(24)平成18年(2006年)度寄贈脚本より(その5)

●「雲雀」の解説4行目
 (誤)・・・・・・・・・・・・・・・・出演者欄に、「杉村春子、小杉義男、白田
    トシ、左 卜全、!)井 恂」の名前が見られる。

 (正)・・・・・・・・・・・・・・・・出演者欄に、「杉村春子、小杉義男、白田
    トシ、左 卜全、黒井 恂」の名前が見られる。

※黒井恂さんの“黒”が原文は旧字体(上部の「日」の中の横線が点2つ)だったため、
メールマガジンでは旧字体は機種依存文字と判断されて、文字化けしてしまいました。

 改めて訂正させていただきます。

                         編集担当:清水喜美子

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■第23号 11/3/31発行

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

「 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン 第23号 2011331

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    日本脚本アーカイブズ  http://www.nk-archives.com/

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「東北地方太平洋沖地震」により、犠牲になられた方々ならびにご遺族に
対し、
深くお悔やみを申し上げます。
また、被災された皆様、またそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げ
ます
とともに、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

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目次◆
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◆1◆お知らせ
◆2◆世界脚本アーカイブズ見聞録(休載)
◆3◆クイズdeシナリオ・アカデミー(24)         :杉原秀一
◆4◆セピア色の記憶(23)平成18年度寄贈脚本より(5 :入山さと子
◆5◆捨てないでっ! ☆寄贈のお願い☆
◆6◆ライターズ・アイ(18)脚本は人の絆        :増田貴彦
◇0◇編集後記

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 お知らせ
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☆脚本データベース公開

 日本脚本アーカイブズに寄贈された約4万冊の脚本のうち、109冊の
書誌情報を
サンプル公開しています。
 脚本データベースURL  http://kyakuhon.qzc.co.jp/


☆日本脚本アーカイブズ倶楽部・放送映画文化講座【てら】終了の
 お知らせ


 日本脚本アーカイブズのサポート団体である市民文化サークル・日本
脚本
アーカイブズ倶楽部は平成20年よりあだちまちづくりトラスト
助成を
受けて、放送映画文化講座「てら」を開講してきました。
  3
年目を終え、日本脚本アーカイブズ倶楽部の活動は終了することと
なりました。


 
これまで「てら」を受講いただいた皆様に感謝申し上げます。

  日本脚本アーカイブズ倶楽部ホームページ
  http://www.nk-archives.com/tera-top.html

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「世界脚本アーカイブズ見聞録」(休載)
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 クイズdeシナリオ・アカデミー(24)     :杉原秀一
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問題【1】
ドラマ『美咲ナンバーワン!!』(脚本:江頭美智留、松田裕子、梅田み
か、日本テ
レビ)の主人公、天王寺美咲(香里奈)の前職は、下記の
うち、どれでしょう?


(1)ストリッパー
(2)ソープ姫
(3)キャバクラ嬢
(4)スナックママ

問題【2】
2011
2月に始まったドラマ『四十九日のレシピ』(原作:伊吹有喜、
脚本:大
島里美、NHK)の中で、長女、百合子(和久井映見)は、義母
の乙美(風吹ジュン)
のことを、どのように呼んでいたでしょうか?

(1)おふくろさん
(2)オッカ
(3)おっかさん
(4)おとみさん

 クイズの答えは日本脚本アーカイブズ公式ホームページ・メルマガの
 ページ
をごらんください。 http://www.nk-archives.com/

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月刊ドラマ4月号(3月18日発売)は『冬のサクラ』シナリオ特集。
TBS系日
曜劇場で1~3月放送の連続ドラマの1~3話を掲載。
脚本は
!)橋麻紀。一昨年、『アイシテル~海溶』(日テレ)で注目の
作家が、草なぎ剛、今井美樹主演で描く
ラブストーリー。

同時に掲載の脚本はNHK総合テレビ放送の福岡発地域ドラマ『見知
らぬわが町』、
羽原大介脚本。映画『フラガール』『パッチギ』の脚本
家が、昨年の『母(かか)
さんへ』に続いてNHK福岡放送局制作の
ドラマを手がけた珠玉作。

新進脚本家インタビュー「新しい波」は、昼帯ドラマで活躍の、青木
江梨花さん。


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 セピア色の記憶(24
    平成
18年(2006年)度寄贈脚本より(その5
                          :入山さと子 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 20071月の末に、故・内村直也氏のご子息、菅原稠氏より1117冊の
 脚本が寄
贈されました。以下、内村氏のプロフィールとともに、寄贈
 された作品を紹介
します。

 内村直也氏は、日本放送作家協会の初代理事長、1909年生まれ。実業
 家で劇作家
・演出家である菅原卓の弟。慶應義塾大学卒業後、岸田国
 士に師事し劇作を始め
る。
 劇作と並行してラジオドラマを執筆。戦後は、テレビドラマ、西洋戯
 曲の翻訳や
放送劇の方法論、少女小説など多方面に活躍。1989年逝去。

「白き処女地」(原作:ルイ・エモン 訳:山内義雄 )
  昭和22328日、午後8時~845分、NHKで放送されたラジオ
  ドラ
マ。寄贈された内村氏の作品の中で一番古いもの。ガリ版刷り
  の台本と共に、
貴重な手書きの原稿も寄贈されている。

「跫音」
  昭和2312月NHKで放送されたラジオドラマ。
  終戦直後、息子の復員を待つ母親の物語。息子の足音を待ち侘びる
  母と一緒に、
ドラマの聴取者までもが、家に近づく足音に耳を澄ま
  してしまう、ラジオドラ
マの名作中の名作。内村氏の作品は、ラジ
  オドラマ作品集として数多く出版も
されているが、放送時に台本と
  して使われた脚本は別の意味で貴重である。


「えり子とともに」
  昭和241949105日~昭和271951)年4月3日、NHKで毎週
  放送
されていた連続ラジオドラマ。
  数年前に母が他界、姉が結婚して家を出て、大学教授の父と弟、ばあ
  やと暮ら
す二十歳のえり子の成長を描くドラマ。リハーサル後に時間
  が余りそうだとい
うことで急遽作られた挿入歌『雪の降る町を』は、
  今も歌い継がれている名曲。

  アーカイブズには、全127冊の台本が、寄贈されている。

「並木が見ている」
  昭和32930日~1021日、毎週月曜午後830分~859分、NH
  Kで放送。

  NHK大阪放送局で制作されたテレビドラマ。放送直後の1023
  付で、番
組の演出を担当した和田勉氏からの手紙も脚本と一緒に寄贈
  されている。


「もしもあなただったら」
  初回放送 昭和35107日~
  内村直也氏も出演している、ユニークな構成のシチュエーションドラ
  マ。毎回、
冒頭に問題提起がなされ、実際に体験した人から寄せられ
  た体験談を「その時、
あなたならどうした?」と再現ドラマで仕立て
  ている。
  ちなみに初回放送のテ
ーマは、「娘のボーイフレンドが来たら」

「窓をひらけば風がはいる」
  昭和3855日午後1030分~1130分 NHKで放送されたテレビ
  ドラマ。
  一時間単発の「テレビ劇場」の枠で放送。主役の森繁久弥は家庭を顧
  みずに働
いてきたワンマン社長。独立して家を出るという長男、離婚
  して実家に戻ると
いう長女と話し合ううちに、家族との心の交流を取
  り戻す。
  父と長男が一緒に
入浴するラストシーンが印象的。この長男を演じた
  のが当時
20代の蜷川幸雄。

 寄贈された脚本の中には、内村氏の作品以外に、戦前の貴重なラジオ
ドラマの脚
本が混じっていました。

「雲雀」
  昭和1149日、JOAKで放送。
  作者は、堀江林之助。万年筆書きのペラ67枚の脚本。アーカイブズ
  に寄贈さ
れた脚本の中では、一番古い脚本。出演者欄に「杉村春子、
  小杉義男、白田
トシ、左 卜全、黒井 恂」の名前が見られる。
  表紙に万年筆書きで、昭和
15128日に再放送された旨が記され
  ている。その時の出演者の名前「奈良
眞養、三井秀男、水島亮太郎、
  三浦光子、岡村文子」が表紙に万年筆で書き加
えられている。
  農業を嫌って家を出た息子が帰ってきて、複雑な思いを抱きな
がら
  も最後は喜び受け入れる父の姿を描いたドラマ。


 これまで5回にわたって平成18年度に寄贈された脚本を紹介してきまし
 た。
他にも多数のテレビ草創期、ラジオ番組全盛期の貴重な脚本が寄
 せられているの
ですが、脚本家特集など違う角度で取り上げていきた
 いと思います。
 次回からは平
19年度(2007年)に寄贈された脚本を紹介します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 捨てないで! 寄贈のお願い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 過去の脚本・台本は、制作スタッフや出演者、その他の関係者のとこ
 ろにも、大
量に「埋もれている」はずです。
 「汚いから」「用済みだから」「置き場所に困るから」といった理由
 で棄てる
前に、ぜひ脚本アーカイブズにご一報下さい。

 ※寄贈についての詳細は下記URLをご覧下さい。
  http://nk-archives.com/contents/localnavi1238711870886.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ライターズ・アイ(18)脚本は人の絆     :増田貴彦
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 
私は月に23回の割合でアーカイブズの準備室に出向き、書誌情報入
力の仕事
をしている。
 
寄贈された台本をひとつひとつ手に取り、タイトル、脚本家、放送
年月日、主演
俳優などを項目ごとにエクセルに打ち込んでゆく。地味と
いえば地味な作業だが、
これはこれで密かな楽しみがある。

 
その一番はやっぱり脚本家。ページをめくって知り合いの脚本家さん
の名前を見
つけるとついうれしくなってしまう。
「へえ。〇〇さんてこんなの書いてたんだ」とか、
「相変わらずの〇〇節だなあ」
 
などとひとり悦に入っている。

 
私は一時期、他人が決めた設定に沿って物語を書くのが嫌で脚本から
離れたこと
がある。小説(主に時代小説)を書いていたのだ。
小説はなにもかも自分ひとりで決められるところが魅力だが、果てしな
く孤独だ。


 
脚本家はそうではない。番組やパーティーを通して他の作家や監督、
役者さんと
も知り合える。
 
私がいまでも付き合いがある友人はいずれも脚本が結びつけてくれた
ものだ。

 
小説にはそれがない。ベストセラーにでもならない限り人はだれも
寄ってこない。

「愛の反対は無関心」とマザー・テレサはいったそうだが、売れない
小説家など
という人種は存在しないも同然の透明人間であろう。
 
おっとつい愚痴がでてしまった。要は売れる小説を書けばいいのだ。
そしてそれ
を原作にして自ら脚本を書く。

 
やはり、私は脚本から離れられないようだ。「映像化できない小説」
を書くのが本
来の小説家の姿勢かもしれないが、私は違う。自分の編み
出した物語をより多くの
人に見て読んでほしい欲張りな人間なのだ。

 
台本を開くと、実に多くの人が関わっていることがわかる。書き込み
や付箋など
が貼られたりして演出家や役者の呻吟ぶりが伝わってくる
台本もある。そこには愛
だけではなく反発もあるだろう。だからこそ、
脚本は素晴らしい。「無関心」など入
り込む余地のない濃密な世界がそ
こに広がっている。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
編集後記 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 今月も日本脚本アーカイブズ・メールマガジン第23号を無事発行
することが
できました。ご支援、ご協力ありがとうございます。

 大震災に加えて未曾有の原発事故・・・発生から20日が過ぎました。
 大津波が襲ってきた直後から、インターネット上のツイッター
Twitter)には被災者からの救助を求める声が次々と届きました。

 「二階にいますが、水がどんどん増えています。救助連絡してくだ
  さい!」

 「車ごと流されて、今、○○倉庫の上にいます。救助頼みます!」

 それら必死の叫びにじっとしていられず、それぞれの管轄の消防署
に電話を入れ
ました。

 「順番に救助に向かっています!」
 「水が引くまで(ツイッターを通して)頑張るように伝えてくだ
  さい!」


 消防署からのメッセージをツイッターに書き込み、あとは祈るばかり。
 被災地から遠く離れて、その時できることはそれだけでした。

 その日を境に、ひとりひとりが被災地と被災者のために何ができるか
を模索する
日々ではないでしょうか。
 日本脚本アーカイブズでは、関連団体の呼びかけに応じて、有志で
義援金をお送
りさせていただきました。
 復興までには長い道のりが予想されます。
 痛みを分かち合い、支え合い、この困難を乗り越えていけたらと
願います。



 計画停電が続く中、日本脚本アーカイブズの平成22年度文化庁報告書
が完成し、
取材調査にご協力いただいた機関やその関係者の皆様、そし
て日本放送作家協会
会員の皆様にお送りしました。
 ぜひご一読いただき、日本脚本アーカイブズへのご理解と引き続きの
ご支援、
どうぞよろしくお願いいたします。

                     編集担当:清水喜美子

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メールマガジンについて:ご意見・ご感想・問合わせ先】
 日本脚本アーカイブズ
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 ◇日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  23号  2011/3/31 
 <発 行>     日本放送作家協会 日本脚本アーカイブズ
 <編集者>     清水喜美子
 <統括責任者>   香取俊介

 ◇この事業は、(財)JKAの補助金を受けて実施したものです。
  http://ringring-keirin.jp/
 ◇掲載記事を許可なく複製、転載することを禁じます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 Copyright(C)2009-2010 日本脚本アーカイブズ All Rights Reserved.
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■臨時号 11/3/18発行

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

「 日本脚本アーカイブズ メールマガジン 臨時号2011318日発行

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

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 【緊急のお知らせ】

 放送映画文化講座【てら】の講座中止について
 「日本脚本アーカイブズ準備室」連絡先一時変更について

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 311日に発生した東北関東大震災により被災されました皆様へ、
心からの
お見舞いを申し上げます。
 一人でも多くの方の無事が確認され、被災地域の一日も早い復興を
お祈り
いたします。


 東電エリアでは計画停電が実施されており、それら諸事情により、
学びピア
は3月一杯閉鎖になりました。


そのため、「日本脚本アーカイブズ倶楽部」主催の放送映画文化講座
「てら」
も当所では開催不可能となり、講座途中ではありますが、
311日以降の講座は中止という事にさせていただきます。誠に申し訳
ありません。


 受講料を前納いただいた方には中止回の受講料をお返しいたします。
 詳細につきましてはお手紙にてお知らせいたしますので、ご理解の
 ほど、
どうぞよろしくお願い致します。

学びピア閉鎖にともない「日本脚本アーカイブズ準備室」も3月中は
入室でき
なくなりました。

 日本脚本アーカイブズへ御用の方は留守電にメッセージを入れていた
 だくか、
お急ぎの場合は、下記日本放送作家協会へご連絡ください。
 (留守電、E-Mail の場合、返信が遅れますがご了承ください)

   
(社)日本放送作家協会
       107-0052 東京都港区赤坂2-9-2
             ウェイタワーズ501
          Tel   03-3568-2276
          Fax   03-3568-2889
   
 以上、どうぞよろしくお願い致します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 日本脚本アーカイブズ
 〒120-0034 東京都足立区千住5-13-5 学びピア21 5階(3月中閉鎖)
       TEL 03-3882-1071  FAX 03-3882-1073 
       E-Mail nka@star.ocn.ne.jp
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 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  臨時号 11/3/18 発行
 <発 行>  日本脚本アーカイブズ
 <編集者>  清水喜美子
 <統括責任者>香取 俊介
 
 掲載記事を許可なく複製、転載することを禁じます。
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 Copyright(C)2009 日本脚本アーカイブズ All Rights Reserved.


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■第22号 11/2/28発行

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

「 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン 第22号 2011228

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

         脚本・台本は記憶と記録の宝庫
         脚本・台本は貴重な放送文化資源

   
    日本脚本アーカイブズ  http://www.nk-archives.com/

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目次
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お知らせ
世界脚本アーカイブズ見聞録(休載)
クイズdeシナリオ・アカデミー(23)      :杉原秀一
セピア色の記憶(22)大野靖子脚本特集     :入山さと子
捨てないでっ! 寄贈のお願い
ライターズ・アイ(17)台本は宝だった。昔も今もずっと。

                                                   :西沢七瀬
編集後記

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 お知らせ
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脚本データベース公開

 日本脚本アーカイブズに寄贈された約4万冊の脚本のうち、109冊の書誌
  情報を
サンプル公開しています。
 脚本データベースURL  http://kyakuhon.qzc.co.jp/

日本脚本アーカイブズ倶楽部主催・放送映画文化講座【てら】

 朗読講座 後期発表会

  『ヤブ椿慕情』    原作・脚色:大石もり子・
              潤色:清水喜美子
  『クローバーの誓い』  原作:大石もり子・脚色:高谷信之・
               潤色:清水喜美子
    ▼
口上『千住のネギ』 その他


   
演出:清水喜美子
   
協力:劇団ギルド・彩 貴恵
   
後援:日本脚本アーカイブズ

   
日時:313日(日)午前11時~12時(午前1045分開場)
  場所:学びピア21 5階研修室1
   
入場無料 

 詳細は、日本脚本アーカイブズ倶楽部ホームページをごらん下さい。
  http://www.nk-archives.com/tera-top.html

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「世界脚本アーカイブズ見聞録」(休載)
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 クイズdeシナリオ・アカデミー(23)      :杉原秀一                          
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問題【1】
2011
(平成23)年のNHK大河ドラマは、 50作『江~姫たちの
戦国~』です。
『江~』と同じ脚本家の作品はどれでしょう。

( )1.『篤姫』
( )2.『天地人』
( )3.『風林火山』
( )4.『義経』


問題【2】

NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』では、織田信長に対する新たな
考察が行
われました。信長と孫娘・江を対峙させることで、信長の奇行を
裁判にかけるよう
なイメージ設定がありました。その奇行とは、浅井長政
父子の髑髏杯のことです。

次のうち、今回の解釈に最も近いと思われるものはどれでしょう。

( )1.髑髏杯は首級を漆で塗り固め、金泥などで彩色したが、人目に
     ふれるこ
とはなかった。
( )2.信長の酔狂として、髑髏杯に酒を入れ、家臣に飲ませた。
( )3.浅井長政父子の武人としての誉れを称え、髑髏杯を宴席に同席
     させた。

( )4.どくろに金箔をぬり、家臣に披露し、葬った。

 クイズの答えは日本脚本アーカイブズ公式ホームページ・メルマガの
 ページ
をごらんください。 http://www.nk-archives.com/

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好評発売中!!!
「月刊ドラマ」20113月号ご案内(発行・映人社 税込み定価840円)

月刊ドラマ3月号の特別企画は脚本家座談会「脚本家をめざすなら、今!」
日本脚本家連盟ライターズ・スクールの脚本家教室がこの4月で100
期にな
るのを記念して、かつて同教室に学んだ脚本家、浅野妙子、尾崎
将也、徳永友一、
横田理恵の4氏(50音順)が、脚本家をめざしていた頃
の体験、デビューの切っ掛
け、新人へのアドバイスなどを語り合います。

掲載脚本は神山由美子・脚本『美しい隣人』1・2・6話(フジテレビ系
放送 仲
間由紀恵・主演)と、前田司郎・脚本『迷子』(NHK ドラマ
スペシャル)。


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 セピア色の記憶(22)番外・大野靖子脚本特集  :入山さと子 
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2
21日の新聞各紙に脚本家・大野靖子さんの訃報が載りました。
記事によると、お亡くなりになったのは、年明け間もない16日。
享年
82とのこと。以下、大野さんの略歴を簡単にご紹介。

東京都立第三高等女学校卒業後、三好十郎に師事。1962年からテレビドラ
マの脚
本家として活動。「三匹の侍」「眠狂四郎」などの人気時代劇の
脚本を手掛け、
1973年、女性として初めてNHK大河ドラマ「国盗り物
語」の脚本を執筆。時代
劇の他にも、青春ドラマ「若者たち」、社会派ド
ラマ「ザ・商社」など、幅広い
ジャンルで活躍。1978年「天城越え」で
芸術大賞。映画「居酒屋兆治」で日本ア
カデミー賞優秀脚本賞。1997
紫綬褒章受章。


放送作家協会には1月にご遺族からご逝去の知らせが届きました。あわせ
て所蔵
されている脚本をご寄贈くださるとのお申し出があり、脚本アーカ
イブズでは現在、
受け入れの準備をすすめているところです。
脚本アーカイブズには、既にプロデューサーなど制作に携わった方々を
通して、
大野さんの手掛けた脚本が50冊ほど寄贈されています。
今回は大野靖子さんの追
悼特集として、その中の作品を紹介します。

「コスモスよ紅く咲け」
 196441日から1230日の毎週水曜日午後945分~10時。
 45分放送のフジテレビ系列のドラマ枠「一千万人の劇場」で1118日に
 放
送された作品。
 主役は緒方拳。昭和39年度文部省芸術祭参加作品。大野さんはこの枠で
 他に
も「扉の中の風景」「ある母の記録」の脚本を手掛けている。

「刑事(でか)」
 フジテレビで1965105日~1228日の毎週火曜日午後8時から放送。
 大野さんは第1回、3回、5回、9回の脚本を担当。第1回は芸術祭参加作
 品。
監督は五社英雄。

「雪之丞変化」
 197046日~629日、毎週月曜日午後8時~856分、フジテレビ
 で放送。原作・三上於兎吉。女形・雪之丞が、義賊・闇太郎の力を借り
 て、父
と母の仇を討つ時代劇。主役・雪之丞を演じたのは今は三輪明宏
 と名乗る、丸
山明宏。2008年には、NHKの正月時代劇として、主演・
 滝川秀明、脚本・中
島丈博でリメイクされている。

「花嫁はおかみさん」
 197241日~624日、毎週土曜日午後930分~1026分にフジ
 テレビ系列で放送された連続ドラマ。両親亡き後、妹3人を育て上げる
 主役の
女将を演じたのが池内淳子。当時人気アイドルだった天地真理も
 出演している。 


「国盗り物語」
 197317日~1223日、毎週日曜日午後8時~845分、NHKで
 放送。脚本アーカイブズには、平幹二郎演じる斎籐道三の側室・深芳野
 役で
出演していた三田佳子さんから4冊の脚本が寄贈されている。

「遠い接近」
 19751018日、午後8時~910分、NHKで放送。「土曜ドラマ」枠
 の第一作。原作・松本清張、演出・和田勉。自分に召集令状が届いた
 からくり
を、終戦後に復員してから調べる主人公を小林桂樹が演じた。
 プラハ国際テレ
ビ祭金賞受賞作品、芸術祭優秀賞受賞。

「紅い花」
 197643日、午後8時~910分、NHKで放送。1976年芸術祭大賞
 受賞作品。国際エミー賞優秀作品賞。つげ義春の「紅い花」「ねじ式」
 「ゲンセ
ンカン主人」「もっきり屋の少女」などの作品の象徴的なシー
 ンを散りばめなが
ら、独自なエピソードを交えて構成されたドラマ。
 演出は佐々木昭一郎。


「樋口一葉  われは女成りけるものを」
 19851123日~1221日、毎週土曜日午後9時~945分、NHK
 「ド
ラマ人間模様」枠で放送。主役の樋口一葉(夏子)を大原麗子が
 演じた。
 師と
仰ぐ半井桃水への思慕にもだえながら、「にごりえ」「たけくら
 べ」を執筆した
樋口一葉の短い生涯を描いている。

 他にも「三匹の侍」「眠狂四郎」「甲州遊侠伝 俺はども安」「事件
 とあいつ」な
どのシリーズ物が制作関係の方々からたくさん寄贈され
 ています。


 長きにわたり活躍されてきたので、大野さんのお手元には、テレビ
 草創期の脚本
など貴重な物が多数残されていることでしょう。寄贈を
 受けた後、整理が終わりま
したら、またこの場を借りてご紹介したいと
 思います。

 改めて、大野靖子さんのご冥福をお祈りするとともに、ご寄贈をお申し
 出くださ
いましたご遺族に感謝申し上げます。

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 捨てないで! 寄贈のお願い
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 過去の脚本・台本は、制作スタッフや出演者、その他の関係者のところ
 にも、
大量に「埋もれている」はずです。
 「汚いから」「用済みだから」「置き場所に困るから」といった理由で
 棄てる
前に、ぜひ脚本アーカイブズにご一報下さい。

 寄贈についての詳細は下記URLをご覧下さい。
  http://nk-archives.com/contents/localnavi1238711870886.html

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 ライターズ・アイ(17)台本は宝だった。昔も今もずっと。
                            :西沢七瀬

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 まだ放送がすべて生で行われていた頃、放送終了後のスタジオでは一斉
に卒業式
の角帽よろしく「終わったぁ~」と台本を高く放りなげる習慣が
あったとか。また
ある時は番組の企画で、数多くの台本が浜辺のお焚き上
げという形で労われたこと
もあったとか。そのシーンを想像してみれば、
どちらもとても感動的・・・。


 でもそこには、どうせ捨てるものという意識があったのではないかと
思います。
だってもともと製作現場での台本というものは、何度も頁を
めくったり折ったり付
箋をつけたり丸めたりと酷使され、その結果、破れ
てしまったり、さらにはそれら
を補強や修繕するために透明テープやビニ
ールテープをくっつけられたり。しまい
にはもう用はないとゴミ箱へ突っ
込まれ・・・。
作品をゼロから生み出し現場を一
つにまとめてきたのにひどいわ、と台本
だったら言いたいところ。


 でもその一方で、私もよくやりましたが、次の世代のスタッフ予備軍た
ちがゴミ
箱からその台本を拾い上げ、宝物のように密かに家に持ち帰って
勉強する、そんな
ことも多かったと思います。家庭用ビデオなど普及して
おらず、
OAされたあとの頼りは自分の記憶とその台本だけという時代で
した。



 今ようやく台本は文化遺産であるという考え方が生まれ、その存在価値
が再認識
され始めました。一冊の台本の中にはその時代の習慣も風俗も、
ものの考え方も詰
まっています。空白に書き込まれた走り書きや直された
セリフの一行から、創造の
過程に在る悩みや思考の進化や深化もうかがい
知ることができます。それを大切に
思ってくれる人、研究対象にしたいと
考える人が増えてきました。



 脚本アーカイブズがすでに収集し保存している数万冊の台本・脚本の中
には、戦
前に放送されたラジオ台本やテレビ放送初期の台本も多く含まれ
ています。
現場で使用した台本を、作家や出演者やスタッフが持ち帰り、
各家庭の押入れや
倉庫で大事に保管していたものばかりです。


 捨てられるのが当たり前だった当時の風潮の中、それでも取っておき
たいと考え
た人々のそれぞれの思いが浮かび上がる、まさに愛しの台本
たち。

それらを前にして、私には35年前と同じ気持ちが甦ります。先輩達の書い
た作
品を読んでみたい、演出や照明・美術・音響スタッフが現場でどのよ
うに作り上げ
ていったのかその痕跡を知りたい、そんな思いにかられます。

 もちろんただのコレクションではなく、後世にしっかり残すという大義
がある脚
本アーカイブズの事業です。黄ばみや虫の害やカビやホコリ、綴
じてあるホッチキ
スや留め金による金属の錆、それら紙の大敵から守るた
めに日々の手当ては欠かせ
ません。新しい学習や研究調査、さらには水害
や火災対策も今後は必要です。デジ
タル化も大きな課題です。でも、これ
からも番組の数だけ増え続けていく台本・脚
本のことを思えば、私達のや
れることはどう考えても微々たるもの。


 誰もが、思い出を確かめるために、確実な情報を得るために、研究する
ために、
と理由は何であれ、この台本という文化遺産を有意義に使えるよ
うに、一日も早く
最善の態勢が整えられたらなぁ、と願っています。

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編集後記 
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 今月も日本脚本アーカイブズ・メールマガジン第22号を無事発行する
ことが
できました。ご支援、ご協力ありがとうございます。

 2月から3月にかけて、委員一同今年度の活動の報告書作りに取りかかっ
ています。

 脚本・台本の収集保存の現状、関連施設への取材、専門家を招いての
研究会、脚
本展のことなど。また、本年度は文化アーカイブズ活性化シン
ポジウムやインター
ンシップの受け入れなど新しいことにも取り組みまし
た。


 その中でも特に興味を引かれたのは、オーラル・ヒストリー(oral
history
=聞き書き・口述歴史)。放送作家第1期生の前田武彦氏、
「金八先生」の生みの親・
小山内美江子氏、フジテレビの名ドラマプロ
デューサー・嶋田親一氏の三氏にラジ
オ&テレビドラマの裏側などたっぷ
りお話いただいたことが記録されています。


 放送史に係わるオーラル・ヒストリーを記録保存していくことも脚本
アーカイブ
ズの大事な仕事です。
 オーラル・ヒストリーは欧米では学問的に方法論などが研究されてお
り、当アー
カイブズでは2009年にイギリスのシェフィールド大学ドミニ
ク・シェラード教授
を招いての特別講座の中で、その定義や方法論を聞
くことができました。


 その手法については、まだまだ研究しなければならないことが多々あ
り、当アー
カイブズの課題の一つでもあります。
 そんな学問的方法論のことはさておいて、テレビ草創期から放送現場を
生きてき
た三氏のお話はとにかく面白い。例えば小山内氏による「金八先
生」の生まれた経
緯とか、武田鉄矢さんがキャスティングされた理由とか。

 そんな面白く、ためになるオーラル・ヒストリーを報告書の中にだけ閉
じ込めて
おくのはもったいないので、いずれはホームページかこのメルマ
ガでご紹介できれ
ばと思っています。

                       編集担当:清水喜美子

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【メールマガジンについて:ご意見・ご感想・問合わせ先】
 日本脚本アーカイブズ
 〒120-0034 東京都足立区千住5-13-5 学びピア21 5
       AM10:00PM5:00 (定休日 毎週日曜・月曜)
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 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  22号  2011/2/28 
 <発 行>     日本脚本アーカイブズ
 <編集者>     清水喜美子
 <統括責任者>   香取俊介

 この事業は、(財)JKAの補助金を受けて実施したものです。
  http://ringring-keirin.jp/
 掲載記事を許可なく複製、転載することを禁じます。

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 Copyright(C)2009-2010 日本脚本アーカイブズ All Rights Reserved.
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■第21号 11/1/31発行

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

「 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン 第21号 2011131

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

         脚本・台本は記憶と記録の宝庫
         脚本・台本は貴重な放送文化資源

   
    日本脚本アーカイブズ  http://www.nk-archives.com/

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目次
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お知らせ
世界脚本アーカイブズ見聞録(19
       アメリカの脚本アーカイブズ事情-2   :香取俊介
クイズdeシナリオ・アカデミー(22)       :杉原秀一
セピア色の記憶(21)平成18年度寄贈脚本より-4 :入山さと子
捨てないでっ! 寄贈のお願い
ライターズ・アイ(休載)
編集後記

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 お知らせ
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脚本データベース公開

 日本脚本アーカイブズに寄贈された約4万冊の脚本のうち、109冊の
 
サンプル公開しています。
 以後、全寄贈脚本の書誌情報公開をめざして、順次公開し
 
ていく予定です。どうぞご利用ください。


 脚本データベースURL  http://kyakuhon.qzc.co.jp/

日本脚本アーカイブズ倶楽部主催・放送映画文化講座【てら】

 TERA de 落語会 すぺしゃるばーじょん

  第一部 日本脚本アーカイブズ出前講座
    「日本語って素晴らしい」 講師:奥山コー(人偏に光)伸

  第二部 TERA de 落語会
     出演:立川志らら・立川こしら・立川コー(人偏に光)志ん
  
  日時:2月20日(日)午後2時~午後4時
  場所:竹ノ塚 常福寺
  木戸銭:五百円(ワンコイン) お茶付き
  問合せ:常福寺 電話03-3899-1530
 
 詳細は、日本脚本アーカイブズ倶楽部ホームページをごらん下さい。
  http://www.nk-archives.com/tera-top.html

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「世界脚本アーカイブズ見聞録」(19
     アメリカの脚本アーカイブズ事情-2      :香取俊介
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 過去の資料や記録類を収集して保存・管理する「アーカイブ」は大変地味な作業で、ビジネスの観点からすると「割に合わない」ので、民間の企業や組織などではどうしても消極的になる。しかし長期的に考えると、アーカイブはいわば「文化の土壌」の役割を担うことになり、きわめて大事なものである。

 ヨーロッパでは例えばフランスのINA(国立視聴覚研究所)のように国立の機関がこの作業を行い、世界でも希な充実した映像とこれに付随する資料・記録類のアーカイブをつくりあげている。一方、市場経済が徹底しているアメリカでは、この役割を「寄付文化」が担っている。文化等への寄付行為が税制上、特典をあたえられているため大学や研究機関への寄付も盛んで、アメリカ文化は寄付で成り立っているといってもいいくらいだ。

 今回紹介するのは、寄付によって作られた典型である「マーガレット・ヘリック図書館」。1931年、映画監督でライブラリアンでもあったマーガレット・ヘリックの寄付によって作られた。寄贈者の名前を冠してマーガレット・ヘリック図書館となっているが、前身は1928年に出来た「リサーチ・ライブラリイ」である。

「映画の都」ロサンゼルスのビバリー・ヒルズの一角に立つ白亜の洒落た建物で、アカデミー賞などを主宰する映画芸術科学アカデミーが運営する。映画関係の資料のコレクションとしてはアメリカでも最大級の図書館である。1916年に書かれた無声映画時代の脚本からら現代までの脚本6万冊以上が保存管理されている。映画関係の蔵書は3万2千冊をこえ、1800冊の雑誌、3万枚の映画ポスターの他、映画の宣伝資料や新聞資料などを収集し、一般公開している。

 コレクションには「スペシャル・コレクション」と「コア・コレクション」がある。
スペシャル・コレクションは、故人になった関係者の所蔵になる「歴史的遺産」からなり、その他はスペシャル・コレクションとして分類されている。
 所蔵コレクションには、黒澤明監督の絵コンテなども入っていて、映画関係者、映画ファンにはこたえられない内容だ。

 大学や個人のコレクターから集めた他、脚本家、プロデューサー、監督などからの寄贈も多い。上映されたすべての作品の脚本を集めているわけではないものの、図書館の司書によると、「賞をとったかどうかで分けることはない」とのこと。収集する脚本は一年平均で600本ほど。新しい脚本については、製本会社に製本を頼むことも多い。背表紙にタイトルをいれ、書架にアルファベット順に並べられている。

 脚本のマイクロフィルム化はしていない。理由は製本して保存したほうが保管状態は良いからとのことである。保管庫には酸性紙で作られた16000箱のほか映画のポスターやパンフレットの類、さらに未製本の脚本も保存されている。

 なかには、ハリウッドの映画人を震撼させた「赤狩り」のときの資料などもあり、制作中止に至る関係者のやりとりを記したメモなども保管してあり、資料価値も高い。
 テレビ脚本は基本的に収集していないが、例えば「刑事コジャック」など人気番組の脚本は一部保存されている。部屋の湿度は一定に保たれ、防火装置も整っている。

 現物保存が基本であり、書誌情報はデジタル化されている。一方、脚本の中身についてのデジタル化はあまり進んでいない。将来的にはどうなるかわからないが、脚本類を読みたい人、資料類に触れたい人は、当館にやってきて直接自分で確かめて欲しいという願いがこめられているようにも感じられる。
   
                                              (つづく)

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 クイズdeシナリオ・アカデミー(22)       :杉原秀一                          
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問題【1】
2011
1月に始まった『スクール!!』(脚本、秦建日子、フジテレビ)

でのエピソードであるが、学業に遅れが目立つ、小学5年生の男子生徒に

九九を覚えさせるのに用いた暗記の手法は、次のうち、どれですか。

( )1.コンピュータを使った対話方式で覚える。
( )2.模造紙に九九の式を書いて天井に貼って覚える。
( )3.運動場を走りながら覚える。
( )4.ノートに何回も書き、覚える。

問題【2】
最近、足を使って、丹念に事実を積み重ねながら、犯人を捜す方法とは

異なる、罪者の深層心理や犯罪パターンから、犯人像を描き、一つの

犯人像を特定していく、プロファイリングの手法をテーマにした刑事ド

ラマに、「LADY~最後の犯罪プロファイリング~」(脚本,荒井修子/

渡辺雄介/徳永友一、TBS)があるが、次の文章のうち、誤っている

内容のものは、どれでしょう。

( )1.ドラマでよく使われるCPSの略語は、Criminal Profiling Support

        Teamのことである。
( )2.主演は北川景子で、TBS制作の連続ドラマでは初出演・主演で

     あり、プライムタイムの連続ドラマでは単独初主演となってい

     る。
( )3.キャッチコピーは、「あなた、まる見えよ。」であり、犯人像

     を描いたには、犯人像はくっきりと浮かび上がるという設定

     である。
( )4.香月 翔子(北川景子)は、現場プロファイリング班プロファ

     イラーで、心理学者である。

 クイズの答えは日本脚本アーカイブズ公式ホームページ・メルマガの

 ページをごらんください。 http://www.nk-archives.com/

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好評発売中!!!
「月刊ドラマ」20112月号ご案内(発行・映人社 税込み定価840円)

月刊ドラマ2011年2月号は『相棒season9』シナリオ特集。掲載作品は太田愛・脚本「最後のアトリエ」、櫻井武晴・脚本「暴発」、古沢良太・脚本「聖戦」(元日スペシャル)。松本基弘プロデューサー(テレ朝)が選んだ3作です。

今号の脚本公募結果発表は、日本放送作家協会主催、NHK・NHKエンタープライズ後援の「第35回創作テレビドラマ大賞」。応募総数924編から選ばれたのは大賞1編、佳作3編。
大賞作「夜明けのララバイ」(吉田真童・作)と、審査に当たった脚本家、プロデューサー、ディレクターによる選評会の採録を掲載。

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セピア色の記憶(21

           平成18年(2006年)度寄贈脚本より(その4) 
                          :入山さと子 
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2006
年度(20064月~20073月)は、亡くなられた放送作家の著作権継承者である御遺族に、ご自宅で保存している脚本をご寄贈いただけるかアンケート調査を行ったこともあり、一度に1000冊以上の脚本が寄贈されることもありました。
今回は、その中から紹介します。

【横田弘行氏寄贈脚本より】

 横田弘行氏は1998年に逝去。元小学校の先生だったこともあり、教育番組・子ども番組の脚本を数多く書き続け、文部大臣賞、児童福祉大賞などを受賞。奥様の恒子さんから、1592冊の脚本と、471束に及ぶ生原稿のご寄贈がありました。

「次郎物語」
 原作・下村湖人 19644月~19663月まで、毎週火曜日に放送され

 ていた連続ドラマ。里親に育てられ、生みの母との葛藤を抱えた少年

 次郎の成長物語。
 主役・次郎を演じたのは、子役で俳優デビューし、後に声優としても

 活躍する池田秀一。

「不知火の小太郎」
 19714月~12月まで、毎週土曜日に放送されていた連続ドラマ。

 島原の乱を背景に行方不明の父を探す少年剣士の冒険活劇。この

 時代劇がきっかけとなって、
 1972年~1983年まで平日夕方に放送され人気を博した少年ドラマ

 シリーズが始まった。

「プルルくん」
 19749月~19763月までNHK教育テレビで放送されていた

 人形劇。声の出演は、太田淑子、加藤道子。横田さんは他にも

 教育テレビ「こども人形劇場」など多数の人形劇の脚本を執筆。

「青春家族」
 19732月~3月にフジテレビで放送された、「月9」ならぬ

 月曜夜8時のドラマ枠の連続ドラマ。両親のいない姉弟9人が、

 力強く生きる姿を描いている。


【石濱恒夫氏寄贈作品より】

 石濱恒夫氏は、2004年に逝去。『こいさんのラブコール』『硝子のジョニー』などのヒット曲の作詞や、芥川賞候補になった『らぷそでい・いん・ぶるう』執筆など小説家としても活躍。脚本の仕事でも、テレビ・ラジオドラマ、ドキュメンタリー、歌謡ショーなど幅広い分野で活躍。この年度は、大阪の御自宅の蔵に所蔵していた脚本の一部768冊が寄贈されました。

「炎の河」「続・炎の河」
 19624月~7月、19636月~9月、MBS(毎日放送)で月~金曜

 の昼1から放送された昼帯ドラマ。昼メロの元祖といわれる作品。

「硝子のジョニー」
 196011月~19611月、MBS(毎日放送)で毎週火曜日、

 夜103011時に放送された連続ドラマ。アイ・ジョージの歌う

 同名のドラマ主題歌の作詞も手掛け、こちらも大ヒット。

「流転」
 195910月~19604月、朝日放送で毎週月曜日、夜103011

 に放送された連続ドラマ。明治30年に丁稚奉公に出た主人公の波乱

 万丈の物語。浪速根性ドラマのはしりと言われている。同年、松竹

 で映画化。同名のドラマ主題歌(もちろん、石濱氏の作詞)も

 ヒットした。


【小川英氏寄贈作品より】

 小川英氏は1994年に逝去。「太陽にほえろ!」「特捜最前線」「ジャングル」「刑事」などの刑事ドラマから「遠山の金さん」「八百八町夢日記」「鬼平犯科帖」などの時代劇など、多岐にわたるジャンルでヒット作を生み出しました。
 この年度、小川氏が手掛けられたほぼ全作品1869冊の御寄贈がありましたが、この中から人形劇の脚本を二つ紹介します。

「人形劇 三国志」
 198210月~19843月、NHKで毎週土曜日、午後6時~645分に

 放送された。
 『三国志演義』をモチーフに劉備の説話を中心に話が展開。

 諸葛亮孔明の死までを描く。狂言回しの兵卒、紳々(しんしん)

 ・竜々(ろんろん)の声を島田紳助・松本竜介が担当。

「人形歴史スペクタル 平家物語」
 199312月~19951月まで、(第1部~4部の各部の間に36か月

 ほどのインターバル有)NHKで月曜~木曜、午後840分~9時に

 放送。小川氏が手掛けた最後の脚本が、この人形劇の最終回「諸行

 無常」。入院先のベッドで奥様の口述筆記により最終回を書きあげ、

 瞑目されたという。

 小川氏の最後の脚本のエピソードは、このコラムを担当してはじめて知りました。
 脚本家の方々が遺された脚本は、放送文化史の記録としても重要ですが、それ以上に、脚本家の仕事に対する思いや魂が凝縮されているから貴重なのだと、改めて感じ入りました。
                        (つづく)
 
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 捨てないで! 寄贈のお願い
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 過去の脚本・台本は、制作スタッフや出演者、その他の関係者のところにも、大量に「埋もれている」はずです。
 「汚いから」「用済みだから」「置き場所に困るから」といった理由で棄てる前に、ぜひ脚本アーカイブズにご一報下さい。

 寄贈についての詳細は下記URLをご覧下さい。
  http://nk-archives.com/contents/localnavi1238711870886.html

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 ライターズ・アイ(休載)
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編集後記 
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 今月も日本脚本アーカイブズ・メールマガジン第21号を無事発行することができました。ご支援、ご協力ありがとうございます。

 新しい年を迎え、さらに前に進むべく忙しい日々が始まりました。
 121()から125()は日本大学藝術学部放送学科と日本放送作家協会・日本脚本アーカイブズ共催で『日本大学藝術学部江古田キャンパスリニューアル記念脚本展』が行われました。
 122日(土)は同キャンパスで『国際ドラマフェスティバル in EKODA』が開催されたこともあり、脚本展にも多くの皆様にご来場いただきました。
 
 年配の来場者が、かつて放送された番組の台本を見て、昔を懐かしみ、その場で初対面の人同士で話が弾んだそうです。


 「テレビドラマは私たちの人生と共にある。そして絶えず過去を思い出させてくれる」・・・これは昨年の『文化アーカイブズ活性化シンポジウム』開会挨拶の中で市川森一日本放送作家協会会長が語った言葉です。


 昔のテレビ番組を思い出すことによって、その頃、自分は何をしていたか? など個人史の記憶を喚起することができます。また見知らぬ人同士でも、同じ時代のテレビ番組を見ていたことで話題の共有ができます。

 過去のテレビ(放送)番組の脚本・台本を収集・保存する「脚本アーカイブズ活動」は社会(歴史)と個人の記憶の集積活動ともいえます。

 「脚本アーカイブズ」が、社会的に「文化資産・資源」であると同時に、ひとりひとりにとっても個人史の道しるべになったり、他人とのコミニュケーション・ツールにもなりうるんだということを、この年の初めに改めて感じました。

 遅ればせながら、本年も、日本脚本アーカイブズと当メルマガを
 どうぞよろしくお願いいたします。

                      編集担当:清水喜美子

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【メールマガジンについて:ご意見・ご感想・問合わせ先】
 日本脚本アーカイブズ
 〒120-0034 東京都足立区千住5-13-5 学びピア21 5
       AM10:00PM5:00 (定休日 毎週日曜・月曜)
       TEL 03-3882-1071  FAX 03-3882-1073 
       E-Mail nka@star.ocn.ne.jp
       
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 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  21号  2011/1/31 
 <発 行>     日本脚本アーカイブズ
 <編集者>     清水喜美子
 <統括責任者>   香取俊介

 この事業は、(財)JKAの補助金を受けて実施したものです。
  http://ringring-keirin.jp/
 掲載記事を許可なく複製、転載することを禁じます。

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 Copyright(C)2009-2010 日本脚本アーカイブズ All Rights Reserved.
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■第20号 10/12/31発行

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

「 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン 第20号 20101231

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

         脚本・台本は記憶と記録の宝庫
         脚本・台本は貴重な放送文化資源

   
    日本脚本アーカイブズ  http://www.nk-archives.com/

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目次
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お知らせ
世界脚本アーカイブズ見聞録(18
       アメリカの脚本アーカイブズ事情-1     :香取俊介
クイズdeシナリオ・アカデミー(21)          :杉原秀一
セピア色の記憶(20)平成18年度寄贈脚本より-3    :入山さと子
捨てないでっ! 寄贈のお願い
ライターズ・アイ(16)脚本の力          :鷺山京子
編集後記

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 お知らせ
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脚本データベース一般公開

 日本脚本アーカイブズに寄贈された約4万冊の脚本のうち、109冊の
 書誌情報を
サンプル公開しました。
 以後、全寄贈脚本の書誌情報公開をめざして、順次公開していく
 予定です。


 脚本データベースURL  http://kyakuhon.qzc.co.jp/


日本脚本アーカイブズ倶楽部主催・放送映画文化講座【てら】

 ※※ !!!講座受講生募集中です!!! ※※

 脚本塾・後期(201011月~20113月)
  ・ドラマ基礎講座2(月1回 全5回)
  ・ドキュメンタリー講座2(月1回 全5回)
  ・朗読講座2(月1回 全5回)
  
1回のみの受講、途中からの受講も可能です。
日 時:講座により曜日、時間が異なります。ホームページでお確かめ
    下さい。

場 所:学びピア5F研修室(足立区生涯学習センター)
受講料:一般 500円  足立区民 300

 詳細は、日本脚本アーカイブズ倶楽部ホームページをごらん下さい。
  http://www.nk-archives.com/tera-top.html

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「世界脚本アーカイブズ見聞録」(18
     アメリカの脚本アーカイブズ事情-1    :香取俊介
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 映像作品(音声も含め)の善し悪しを決定づけるのは脚本の善し悪し
である。

 これは今や世界の「常識」であるが、最近の日本のテレビ、映画では
どうもこの
「常識」に欠けているような気がする。映画『アマルフィ』
で脚本家名が省かれた
ことなど、その端的な現れといってよい。これに
ついては日本放送作家協会や日本
シナリオ作家協会が抗議声明をだした
りした。


 小津安二郎、黒澤明、今村昌平など世界的に知られる映画監督が口を
そろえて
いっていることは「脚本の善し悪しが作品を決定づける」とい
うことである。世界
一の「映像大国」アメリカのハリウッドでは脚本重
視は徹底されており、スターク
ラスの役者が出演を決める場合、「シナ
リオ(脚本)を読んでから」が常識になっ
ている。

 当然、脚本づくりに時間をかけ、できあがった脚本にたいして、執筆
者にその労
充分報いる脚本料を払う。映画を例にとれば新人脚本家に
1本1億円のギャラを
払うことは珍しくもない。夢があるのである。
そのため有為の人材が続々はいって
きて厚い層を形成し、それがまた潜
在的なパワーとなる。


 一方で過去の作品の脚本を大事に保管・管理し、これを映像関係者、
映像関連志
者はもちろん一般にも開放するシステムが充実している。
面白く、豊かな内容の
新作をつくるためには、過去の「文化資産」
「文化資源」を有効に利用することが
きわめて効果的であることを、
体験的に知っているのである。


 映像アーカイブとともに脚本のアーカイブズも充実しており、そう
いうものがな
に等しい日本から見ると羨ましい限りだ。
 このコラムでは「映画の都」ハリウッドを中心に、アメリカの脚本
アーカイブズ
ついて紹介したい。まずアメリカでの脚本アーカイブズ
は大きくわけて3つに分
類できる。

 (1)は大学や公共図書館などでの脚本アーカイブズ
 (2)は映画会社や個人の寄付で成り立っている図書館
 (3)はライターズ・ギルドなどの職能組織の運営する図書館。

1)の典型は「ニューヨーク市立図書館」であり、(2)は「マーガ
レット・ヘリ
ック図書館」、(3)は「ライターズ・ギルド財団図書館」
である。
いずれも一般に開放されており、実際の作品作りに関わる俳優、
スタッフなどは
ちろん、映像の研究等のほか映像志望者にとって、具
体的に役立つ豊富な情報を
提供している。

 アメリカでは映像ソフトは明確に「映像産業」として位置づけられて
おり、国内
かりでなく世界をマーケットとしてとらえ、世界に通用する
作品づくりを念頭に
おいている。脚本アーカイブズも当然、そうした
「戦略」のもとにあり、面白くか
つ良質な作品を下支えするために必要
不可欠な組織と位置づけられている。

他の国と違うところは「市場経済原理主義」のアメリカらしく、国家と
いうより
企業、個人が主導して個性あるアーカイブズを作り上げてい
ることである。

                            (つづく)

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 クイズdeシナリオ・アカデミー(21)   :杉原秀一                          
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問題【1】
1983
44日から1984331日まで、297回、一年間放送された歴史
的に
残るドラマ『おしん』[原作・脚本、橋田壽賀子、プロデューサー、
岡本由紀子
(小林由紀子)、制作局 NHK]は、最高60%以上の視聴率
をはじき出した話題の
多い作品ですが、物語は1900年代、明治も終わり
にさしかかった貧しい農村で生
まれた主人公「おしん」の少女時代から
始まります。
さて、問題ですが、おしんの生まれた所は、次のうち、
どこでしょうか。


( )1.山形県
( )2.秋田県
( )3.岩手県
( )4.青森県

問題【2】
2010
年秋に放送されたドラマ、『なさけの女』の 中で、最後に言う
台詞、「脱税
しているやつは~」の「~」の部分は、何をするなと言って
いるのでしょうか。


( )1.日本のテレビを見るな
( )2.日本の水を飲むな
( )3.日本の道路を歩くな
( )4.日本の空気を吸うな

クイズの答えは日本脚本アーカイブズ公式ホームページ・メルマガの
ページ
をごらんください。 http://www.nk-archives.com/

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好評発売中!!!
「月刊ドラマ」20111月号ご案内(発行・映人社 税込み定価840円)

月刊ドラマ1月号は第22回フジテレビヤングシナリオ大賞の最終審査結果
発表と
受賞作4編を掲載。今回は応募2,286編で大賞と佳作3編が選ばれた。

審査に当たったプロデューサー、ディレクターの中から3氏が選考を振り
返る
座談会を併載。次回の募集要項も発表。
尚、大賞の「さよならロビンソンクルーソー」(野木亜紀子・作)は、
出演・
田中圭、蓮佛美紗子、綾野剛、菊地凛子映像化され1229日に放送。

上記特集とは別に、NHKFMシアターで18日放送のラジオドラマ
「東京
Voice(原田裕文・作)の脚本を掲載。

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セピア色の記憶(20
     平成
18年(2006年)度寄贈脚本より(その3) 
                         :入山さと子 
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 今回は2006年度(20064月~20073月)に寄贈されたテレビ番組の
脚本・
台本の中から、数の多さ・ジャンルの広さで際立つ、故・佐々木守
さん執筆の脚本
紹介します。佐々木さんは20062月に亡くなられたの
ですが、それから約
1年のに奥様から1,763冊にも及ぶ脚本の御寄贈があ
りました。


【佐々木守さんのプロフィール】
1936
年石川県能美市(旧・根上町)生まれ。明治大学文学部卒業後、1960
年にTBSのラジオ番組のコントコーナー脚本を担当。1961年TBSラジ
オ『少年ロケッ
部隊』でラジオドラマデビュー、1963年NTV『現代っ
子』でテレビドラマデビ
ュー。

大学在学中、児童文学研究会に在籍していたこともあり、テレビ・ラジオ
の子ども
向け番組を中心に脚本を執筆するが、その傍ら、大学在学中に知
り合った大島渚が
督した映画『絞死刑』(1968年)、『夏の妹』
1972年)などの脚本も手がける。

手掛けるジャンルは、アニメ、時代劇、バラエティも含め幅広い。主な
代表作は、
『巨人の星』『ウルトラセブン』『ウルトラマンタロウ』
『七人の刑事』『天下御
免』『お荷物小荷物』『柔道一直線』『木枯ら
し紋次郎』・・・など多数。


 上記の代表作は寄贈台本のほんの一部ですが、ある年代以上の方なら
ば、誰しも
憶にあるものばかりではないでしょうか? 他にも多々有
名なドラマ・バラエテ
ィの脚本が寄贈されていますが、その中から40
後半の私が実際に見ていたドラマ
作品を簡単にご紹介。

『おくさまは18歳』TBS 初回放送1970929日 

 原作は「週刊マーガレット」に連載されたラブコメディ。原作の舞台
はアメリカ
カレッジだったのを、佐々木さんは日本の高校に変えて
企画。青年教師を石立鉄
男、妻の女子高生を岡崎友紀が演じた。当時小
学生だった私も、ヒロインの恋敵を
演じるうつみみどりが毎回ハンカチ
を噛みしめて「くやしいわ、くやしいわ、なん
だかとってもくやしいわ」
と言っていたセリフ、いまだに耳に残っています。


『刑事くん』TBS 初回放送197196

 「かあさーん(走ってきて家の扉を開けて)母さん、辞令だ。刑事にな
ったよ」
いう桜木健一の笑顔のアップで主題歌へと続く明るいオープニ
ングが今も記憶に
焼き付いています。オープニングのイメージ通り、ドラ
マの内容もコメディタッ
チ。家族そろって安心して見られるドラマでした。
刑事くんの上司役、名古屋章が
毎回サザエさん家の波平さんみたいに
「ばかもーん!」と怒るのもお約束でした。


『アイちゃんが行く!』フジテレビ 初回放送197291

 父の顔も知らぬアイちゃんが、背中の3つのほくろという目印だけを手
がかり
に、全国の知人を訪ねて旅をする。坂口良子を人気アイドルにした
出世作。「この
人がお父さん?」と思う人に出会うたびに、ほくろを確か
めるアイちゃん。オジサ
ンの入浴シーンを覗いたりして、結構、際どかっ
たなぁ・・・


『赤い迷路』TBS 初回放送1974104
『赤い運命』TBS 初回放送1976423日  
『赤い絆』 TBS 初回放送1977122日 

 ご存知、「赤いシリーズ」のうち、3作品の脚本が寄贈されています。
山口百恵
演じる薄幸のヒロインの出生秘密がテーマになっているこのシリ
ーズ、韓国ドラマ
のお手本になっているとも言われています。過密スケ
ジュールの中で山口百恵が半
年にわたって主役を演じていたことが驚き
です。
そう言えば、シーンごとに髪型が
変わっている(長かった髪が次のシーン
では短くなっていて、また次のシーンで長
くなっている)と、話題になっ
ていましたっけ・・・


『刑事犬カール』 TBS 初回放送1977912

 当時人気アイドルだった木之内みどり(今は竹中直人の奥様)がヒロ
インの婦人
官。新米婦人警官が警察犬の力を借りて事件を解決する
子供向けのドラマでした
が、一生懸命で初々しい木ノ内みどりの演技と、
セリフがないのに気持ちまで表現
する犬の演技に引き込まれて見続けて
しまいました。

  
 ほんの触りしかご紹介できないのが残念ですが、子どもの頃から佐々木
さんの作
に触れて育ってきたのだと改めて実感しました。どれも楽しい
番組ばかりで、大
人になった今でも鮮明に覚えているシーンがある、そん
なドラマを書き続けてこら
れた佐々木さんのお仕事の偉大さに敬服します。
                          (つづく)

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 捨てないで! 寄贈のお願い
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 過去の脚本・台本は、制作スタッフや出演者、その他の関係者のところ
にも、
大量に「埋もれている」はずです。
 「汚いから」「用済みだから」「置き場所に困るから」といった理由
で棄てる
前に、ぜひ脚本アーカイブズにご一報下さい。

 寄贈についての詳細は下記URLをご覧下さい。
  http://nk-archives.com/contents/localnavi1238711870886.html

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 ライターズ・アイ(16)脚本の力      :鷺山京子
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 実は脚本アーカイブズの活動に参加した当初、脚本を保存するというこ
とに強
い思い入れがあったわけではありませんでした。脚本は映像作品を
作るためにあ
るのだから、作品の完成とともに主な役目を終えると漠然と
思っていたのです。


 しかし実際に活動するうちに、脚本の持つ可能性に気づき、その力を
見直すよ
うになりました。

 最初のきっかけは、研究取材のために東宝を訪れ、保存書庫を見せてい
ただい
たことです。そこには、戦前からの古い映画脚本がズラリとならん
でいました。

 特に感銘を受けたのは、今ではフィルムが残っていない古い作品の脚本
です。

 それらの作品は、二度と見ることができません。制作に携わった人々
も、ある
いは作品を見たことのある人々も、多くはすでにこの世になく、
やがては全員が
鬼籍に入ってしまうでしょう。するとその作品がこの世に
存在した痕跡が、完全
に消滅してしまいます。
 ただ一冊の脚本を除いて……

 事情は放送作品でも全く同じです。生放送時代はもちろんのこと、テー
プを上
書き使用していたVTR初期、さらにもっと後の時代になってから
さえも、膨大
な作品が保存されないまま消えていっています。

 そんな中、以外に強みを発揮するのが紙媒体=脚本です。脚本だけが、
作品の
世界を覗くための唯一の窓となって残っていることも多いのです。
 その窓から覗けば、作品の世界観だけでなく、作品制作に参加した人々
の思い
や、作品を通して視聴者が求めた時代の空気までもが見えてきます。
それは私た
ちの歴史の一コマであると言っても過言ではないでしょう。

 そう考えてくると、やはり脚本は大切に保存したい。いやむしろ、私た
ちに「脚
本を捨てる権利」はないと言うべきかもしれない。
 今の私は、そう考えるに至っています。             

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編集後記 
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 今月も日本脚本アーカイブズ・メールマガジン第20号を無事発行する
ことが
できました。ご支援、ご協力ありがとうございます。

 1216日、日本脚本アーカイブズ・脚本データベースを一般公開しま
した。
まず
はサンプル公開ということで109冊の書誌データを公開。今後は書誌
情報の入力が
了したものから定期的に順次公開していく予定です。

 ということで、これまで寄贈いただいた脚本は「脚本展」で一部を公開
展示して
ましたが、これからはネット上でいつでも誰でも寄贈脚本の
書誌データをご覧い
ただくことができるようになりました。

 といっても、ボランティアの委員が一冊ずつ書誌情報を打ち込んでおり、
約4万
+今後寄贈されるであろう脚本の全てを公開できるのは、はてさ
ていつになるの
でしょう? というのが現状です。
 寄贈された貴重な脚本・台本を一冊でも多く皆様にご紹介したい・・・
その一念
頑張りますので、脚本データベースを多いにご利用下さい。

 師走の慌ただしい中での発行となりましたが、来年も日本脚本アーカ
イブズ&メ
マガをどうぞよろしくお願いいたします。
                       編集担当:清水喜美子

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メールマガジンについて:ご意見・ご感想・問合わせ先】
 日本脚本アーカイブズ
 〒120-0034 東京都足立区千住5-13-5 学びピア21 5
       AM10:00PM5:00 (定休日 毎週日曜・月曜)
       TEL 03-3882-1071  FAX 03-3882-1073 
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 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  20号  2010/12/31 
 <発 行>     日本脚本アーカイブズ
 <編集者>     清水喜美子
 <統括責任者>   香取俊介

 この事業は、(財)JKAの補助金を受けて実施したものです。
  http://ringring-keirin.jp/
 掲載記事を許可なく複製、転載することを禁じます。

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 Copyright(C)2009-2010 日本脚本アーカイブズ All Rights Reserved.
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■第19号 10/11/30発行

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

「 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン 第19号 2010年11月30日

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

         脚本・台本は記憶と記録の宝庫
         脚本・台本は貴重な放送文化資源

        日本脚本アーカイブズ  http://www.nk-archives.com/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 目次◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆1◆お知らせ
◆2◆世界脚本アーカイブズ見聞録(17)
    寄稿『韓国政府によるコンテンツアーカイブ化事業』
          韓国コンテンツ振興院日本事務所所長  金泳徳
◆3◆クイズdeシナリオ・アカデミー(20)         :杉原秀一
◆4◆セピア色の記憶(19)平成18年度寄贈脚本より-2   :入山さと子
◆5◆捨てないでっ! ☆寄贈のお願い☆
◆6◆ライターズ・アイ (休載)
◇0◇編集後記

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1■ お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

☆日本脚本アーカイブズ倶楽部主催・放送映画文化講座【てら】

 ※※ !!!講座受講生募集中です!!! ※※

 ◇脚本塾・後期(2010年11月~2011年3月)
  ・ドラマ基礎講座2(月1回 全5回)
  ・ドキュメンタリー講座2(月1回 全5回)
  ・朗読講座2(月1回 全5回)
  
 ※1回のみの受講、途中からの受講も可能です。

日 時:講座により曜日、時間が異なります。ホームページでお確かめ下さい。
場 所:学びピア5F研修室(足立区生涯学習センター)
受講料:一般 500円  足立区民 300円

☆詳細は、日本脚本アーカイブズ倶楽部ホームページをごらん下さい。
 http://www.nk-archives.com/tera-top.html

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■2■「世界脚本アーカイブズ見聞録」(17)
  寄稿『韓国政府によるコンテンツアーカイブ化事業』
        韓国コンテンツ振興院日本事務所所長    金泳徳
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【1】韓国放送作家協会の『放送台本デジタル図書館』

 時代時代の『鏡』として一般大衆とともに時代を描いてきた放送台本が『デジ
タル』で蘇った。そこに書き綴られたものは立派な歴史や文化の一部である。

韓国政府が放送台本のデジタル化に取り組んでいる理由は二つ。一つは消えていく
歴史的、文化的価値のある放送台本を後世に残していくこと、二つはその価値や遺
産を多元的に活用することである。そこには当時の社会や生活像を知ることだけで
はなく、作家や製作者などクリエーターへの新たな作品作りの刺激やヒントを与え
るとともに効率的な著作権の管理や保護にも役に立つことが期待されている。

 その明確な目標のうえ、韓国放送作家協会が国から12億ウォンの支援を受けて
放送台本の収集やデジタル化等に着手したのは2007年。そして2008年1月に韓国
放送作家協会理事長をはじめ国会議員、振興機関の長、関連団体の長、日本放送
作家協会理事長などを迎え『放送台本デジタル図書館』の開館式が盛大に行われた。

来年で4年目を迎える放送台本デジタル図書館が収集及びデータベースの対象とし
ているジャンルは殖民地時代の1923年から現在までテレビ及びラジオを通して放
送されたドラマ、シチュエーションコメディア、翻訳物、ドキュメンタリー、時事・
ニュース、討論・対談、生活・教養、娯楽総合、コメディ・ギャグ、ショー構成、
子供、スポーツ・試合中継、広告などで幅広い。また、収集の形は印刷された放送
台本、執筆原稿、台本のファイル、ロケ地の写真、放送番組関連の資料や書き物等々
である。

 いまネットで公開されている台本の数はテキストが5,692本、イメージが1,162
本に上っている(http://www.daevon.or.kr/)。
その中には1956年のラジオ放送劇の『水一口』(執筆者訳)、1970年代のテレビド
ラマ『捜査班長』、『土地』、『激動30年』、『百年お客さん』など一世を風靡し
た貴重なドラマの台本も含まれている。
データベース化された台本の中身をみると、ジャンル別にはドラマが94%、素材別
には歴史物が92%で圧倒的に多い。

 放送台本を読みたい人は、韓国ソウルのヨイド(KBS、MBCなど大手の地上放送
局が集まっている)にある『放送台本デジタル図書館』に直接訪問するか、ネットで
実名認証のうえ会員登録すれば有料で中身が見られる。

 韓国放送作家協会は韓国コンテンツ振興院の支援などを受けて引き続き集められ
た放送台本のデータベース化作業を推進していく。そのほかにも台本の付随資料と
して放送局の編成表、作家の書き物、報道・学術資料、映像資料なども集めており
順次ネットで公開していく方針である。

【2】 韓国コンテンツ振興院の『音楽アーカイブ』

 韓国コンテンツ振興院は昨年8月に『KOCCA音楽アーカイブ』をオープンした。
当アーカイブにアクセスすれば、韓国大衆音楽に関するあらゆる情報及び資料そし
て変遷が一目瞭然に分かる(http://www.koccamusic.or.kr/)

 アーカイブで提供されるサービスは大きく4つに分けられる。一つは統合検索で、
アルバム、曲名、人物、歌詞などを調べることができる。二つは人物情報としてア
ーティストが発売したすべてのアルバムとともにアーティストの情報が紹介されて
いる。そのほかにアルバム付加情報や公演会場の情報なども公開されている。

アーカイブには60年代から現在まで音源が約65万曲、アルバム4万5千件に関す
る検索が可能であるだけでなく7万3千件の人物情報、600件の公演会場の情報な
ども調べられる。
また、音楽専門チャットの『gaon』の協力を受けて週間別アルバムやデジタル音源
のランキングも提供している。

 韓国コンテンツ振興院は音楽アーカイブの構築を通じてデジタル音楽産業に必要
なインフラ作りの一環として音楽関連資料を体系的に収集、分類し紹介することに
よって韓国音楽産業の発展に資することを目指している。

(編集部注)韓国コンテンツ振興院  http://www.kocca.kr/

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■3■ クイズdeシナリオ・アカデミー(20)        :杉原秀一                          
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問題【1】
『フリーター、家を買う。』(原作、有川浩、幻冬舎刊)の脚本家、橋部敦子氏の
ドラマ作品ではないものは、次のうち、どれですか、そのドラマ作品を選びなさい。

  ( )1.『不毛地帯』(2009年~2010年、フジテレビ系)
  ( )2.『ありふれた奇跡』(2009年、フジテレビ系)
  ( )3.『僕の歩く道』(2006年、関西テレビ/フジテレビ系)
  ( )4.『ナースのお仕事』(2000年、2002年、フジテレビ系)

問題【2】
『黄金の豚』(脚本、吉田智子、山崎淳也、日本テレビ制作、2010年放送)で描か
れる舞台は、わが国のどんな政府機関をモデルにしたものでしょうか、最も、適切
に言い得ているものを選びなさい。

  ( )1.会計検査院
  ( )2.中小企業基盤整備機構
  ( )3.総務省統計局
  ( )4.警察庁

クイズの答えは日本脚本アーカイブズ公式ホームページ・メルマガのページ
をごらんください。 http://www.nk-archives.com/

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「月刊ドラマ」12月号ご案内(発行・映人社 税込み定価840円)

月刊ドラマ12月号のシナリオ特集は、『Q10(キュート)』(木皿泉・脚本。
日本テレビ系土曜夜9時放送)。1話から3話までを掲載。

<特選シナリオ>として、芸術祭参加・終戦特集ドラマ『15歳の志願兵』(大森
寿美男・脚本。NHK名古屋放送局制作)。

特別インタビューは、今年、数かずの受賞に輝いたTBSドラマ『JIN-仁-』
の脚本家・森下佳子氏が登場。

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■4■ セピア色の記憶(19) 平成18年(2006年)度寄贈脚本より(その2) 
                            :入山さと子 
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 前回に引き続き、2006年度(2006年4月~2007年3月)に寄贈されたラジオ
番組の脚本・台本を紹介します。
この年度は、NHKを退職されたオーディオドラマ班のディレクターより、制作に
関わったオーディオドラマの脚本、約280冊の寄贈がありました。
NHKは、オーディオドラマを放送する番組枠がいくつかありますが、まずは、そ
の中でも最長寿の番組から紹介します。

◇『日曜名作座』(毎週日曜21:05~35、23:15~23:45)◇

 1957年から2008年まで50年以上にわたってNHKラジオ第一で放送された
長寿番組。
(2003年以降新作は作られず、過去の作品を再放送)日本の文芸作品を題材に、
森繁久彌と加藤道子が声色を変えて何役も演じ分けています。アーカイブズに寄贈
されているのは、1990年代~2000年代の比較的新しい作品です。以下、その主な
シリーズを。

●『宇江佐真理短編集』(全4回2001年12月放送 脚色・井手真理)
●『小松重雄時代短編集』(全4回1998年11月放送 脚色・たなべまもる)
●『平岩弓枝短編集』(全4回2001年9月放送 脚色・岩崎良子)
●『津村節子短編集』(全4回1999年12月~2000年1月放送 脚色・入山さと子)

他にも、内海隆一郎、藤沢周平、宮本輝、司馬遼太郎など、日本を代表する作家の
文芸作品の脚色台本が多数あります。

主演のお二人、加藤道子さんは2004年に、森繁久弥さんは2009年にお亡くなりに
なりました。私、入山もこの番組で森繁さんと一度だけお仕事を一緒にさせていた
だいたことがあります。

収録直前の本読みでは、森繁さん、ぼそぼそ小さい声でゆっくり読まれるのですが、
いざ、「本番、テープ回ります」の声が掛かると、別人のように、しゃきっと張り
のある声に。さすが、名優!思わず唸ってしまうほどの変貌ぶりでした。

この番組の脚本は、高齢のお二人に配慮して普通の脚本の倍ほどある大きな活字で
印刷されています。同じ番組に出演し続けて50年という時間の長さを見る人に伝
える、稀有な台本だと言えるでしょう。

◇『芸術劇場』(毎週金曜 途中から土曜日放送に変更)

 1984年まで続いた、単発のラジオドラマ番組枠。この枠で漫画家の滝田ゆうが書い
たラジオドラマが2作あります。

●『カエルの命日』(作・滝田ゆう 1974年10月18日放送)
●『幻の街』(作・滝田ゆう 1975年7月23日放送)

   『カエルの命日』は、戦時中、お腹をすかせた家族のために、カエルをとって
   食べさせてやろうとする父親と、息子の心の交流を描いた異色作です。出演者
   も、殿山泰司、小沢昭一と、個性的な顔ぶれです。

この番組枠の寄贈脚本は、他に
●『遥かなるペテルブルグ』(作・山田正弘 1976年11月13日放送)
●『秘密』(作・梅本重信 1977年10月1日放送)
●『まだお日様は残っている』(作・岸宏子 1977年12月10日放送)
                           などがあります。

◇『FMシアター』(毎週土曜 22:00~22:50放送)◇

1985年4月に始まり、現在も続いている、単発のラジオドラマ番組枠です。海外・
日本文学の脚色作品や脚本公募入選作なども放送されていますが、主流はオーディ
オドラマ放送のために書き下ろされた、社会派・文学的な作品です。

●『でんしゃみち1988』(作・たなべまもる 1988年10月22日放送)

    広島で被爆体験をした主人公が、40年以上経って分かった弟たちの亡くなった
    場所まで電車道と当時の記憶を辿りながら到達する話です。
 
 この番組枠の書き下ろしラジオドラマ脚本は他にも
●『ブロンズの愛』(作・鈴木正光 1990年4月8日放送)
●『赤い土と青い潮』(作・たなべまもる 1995年9月2日放送)
●『曲がり角の男』(作・品川能正 1996年3月23日放送)
                            などがあります。


最後にご紹介するのは、
◇『アドベンチャーロード』(毎週月~金 22:00~22:15 )◇

現在放送されている『青春アドベンチャー』の前身番組。1985年4月の開始当時
は夜9時代の放送だったが、夜型の中高生リスナーの生活時間帯に合わせて88年
から上記の時間枠に移行しました。

●『アルバイト探偵』(原作・大沢在昌 脚色・高谷信之
                     1989年1月4日~1月6日)
●『暗殺のソロ』(原作・ジャック=ヒギンズ 脚色・たなべまもる 
                      1989年10月2~6日 9日~13日放送)
    『アルバイト探偵』は、初回放送翌日に昭和天皇が崩御。奇しくも「昭和」
     最後の「アドベンチャーロード」となった作品です。

次回は、2006年度寄贈脚本より、テレビ番組を紹介する予定です。

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■5■ 捨てないで! 寄贈のお願い
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 過去の脚本・台本は、制作スタッフや出演者、その他の関係者のところにも、
大量に「埋もれている」はずです。
 「汚いから」「用済みだから」「置き場所に困るから」といった理由で棄てる
前に、ぜひ脚本アーカイブズにご一報下さい。

 ※寄贈についての詳細は下記URLをご覧下さい。
  http://nk-archives.com/contents/localnavi1238711870886.html

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■6■ ライターズ・アイ(休載)
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■編集後記■ 
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 今月も日本脚本アーカイブズ・メールマガジン第19号を無事発行することが
できました。ご支援、ご協力ありがとうございます。

『文化アーカイブズ活性化シンポジウム』は無事終了。ご来場いただいた皆様、
ありがとうございました。
今号はこのシンポジウムのパネリストのおひとり、韓国コンテンツ振興院日本
事務所所長の金泳徳氏に韓国のコンテンツアーカイブ化事業について寄稿いただ
きました。
2007年、韓国は国の支援を受け、たちまちの内に放送台本デジタル図書館を実現さ
せました。
日本放送作家協会は韓国より前の2005年から日本脚本アーカイブズ特別委員会を
設けて、調査・研究を続けています。我が国も欧米や韓国など脚本アーカイブズ先
進国に習い、1日でも早く脚本アーカイブズの整備・実現をと願うばかりです。

『脚本・台本の半世紀~今、札幌に蘇るシナリオ達~』は北海道では初めての
脚本展ということもあり、テレビや新聞などメディアの取材が相次ぎ、盛況だった
とのこと。実現に尽力された日本放送作家協会北海道支部の皆様、お疲れさまでし
た。そしてご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

                         編集担当:清水喜美子

■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
【メールマガジンについて:ご意見・ご感想・問合わせ先】
 日本脚本アーカイブズ
 〒120-0034 東京都足立区千住5-13-5 学びピア21 5階
       AM10:00~PM5:00 (定休日 毎週日曜・月曜)
       TEL: 03-3882-1071  FAX: 03-3882-1073 
       E-Mail nka@star.ocn.ne.jp
       
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 ◇日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  第19号  2010/11/30 
 <発 行>     日本脚本アーカイブズ
 <編集者>     清水喜美子
 <統括責任者>   香取俊介

 ◇この事業は、(財)JKAの補助金を受けて実施したものです。
  http://ringring-keirin.jp/
 ◇掲載記事を許可なく複製、転載することを禁じます。

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 Copyright(C)2009-2010 日本脚本アーカイブズ All Rights Reserved.
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■第18号 10/10/31発行

「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「

「 日本脚本アーカイブズ・メールマガジン 第18号 2010年10月31日

 」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

         脚本・台本は記憶と記録の宝庫
         脚本・台本は貴重な放送文化資源

        日本脚本アーカイブズ  http://www.nk-archives.com/

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◆ 目次◆
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◆1◆お知らせ:『文化アーカイブズ活性化シンポジウム』・『北海道 脚本展』
◆2◆世界脚本アーカイブズ見聞録(16)
   『コンテンツ即国力』 韓国コンテンツ振興院-韓国編【3】:津川 泉
◆3◆クイズdeシナリオ・アカデミー(19)                  :杉原秀一
◆4◆セピア色の記憶(18)平成18年度寄贈脚本より        :入山さと子
◆5◆捨てないでっ! ☆寄贈のお願い☆
◆6◆ライターズ・アイ (休載)
◇0◇編集後記

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■1■ お知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃★┃文化アーカイブズ活性化シンポジウム                          ┃
┃  ┃ 『文化はめぐる--脚本アーカイブズとデジタル化』                   ┃
┃━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
【文化アーカイブズとは】
  80数年にわたるラジオ・メディア、50数年にわたるテレビ・メディアが培って
    きた「文化」を、アーカイブズとして集め、誰もが見ることのできる「しくみ」
    をつくることで、新たな文化芸術の創造に貢献します。

  日時 : 2010年11月2日(火) 開場12:30  開始13:00~
  会場 : 東京芸術センター 天空劇場(足立区千住)
        入場無料
  主催 : 社団法人 日本放送作家協会・東京大学大学院情報学環
  後援 : 足立区・財団法人 放送文化基金 
  協力 : 三交社

 ■開会の挨拶  13:00
   市川森一(日本放送作家協会会長・日本脚本アーカイブズ特別顧問)
   近藤やよい(足立区長)

 ■基調講演 13:15
    「私と脚本」~作家性を打ち出した先駆者としての立場より~
    山田太一(脚本家)    

 ■第一部  14:00
  「テレビ文化」と「Web文化」
    ~文化リサイクルの観点から、その可能性と問題点を探る~
 
   コーディネーター:石田英敬(東京大学大学院情報学環 学環長) 
   パネリスト     :金 泳徳(韓国コンテンツ振興院日本事務所所長)
                今野 勉(演出家 テレビマンユニオン取締役)

 ■第二部  15:50
  「文化アーカイブとデジタル化の意味および今後」

   コーディネーター:吉見俊哉(東京大学大学院情報学環教授) 
   パネリスト     :長尾 真(国立国会図書館長)       
                竹本幹夫(早稲田大学演劇博物館館長)
                大路幹生(NHK放送総局ライツ・アーカイブスセンター長)

 ■閉会の挨拶  
   香取俊介(日本放送作家協会常務理事・日本脚本アーカイブズ委員長)

☆詳細は、下記サイトをごらん下さい。
  http://www.nk-archives.com/nka-20101102symposium.html

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃★┃北海道 脚本展                                           ┃
┃  ┃     『脚本・台本の半世紀~今、札幌に蘇るシナリオ達~』          ┃
┃━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

  日時 : 2010年11月13日(土)~11月21日(日)
  会場 : 北海道立文学館 特別展示室
        入場無料
  主催 : 社団法人 日本放送作家協会
         日本放送作家協会 北海道支部
         日本脚本アーカイブズ

  北海道立文学館
  〒064-0931 札幌市中央区中島公園1番4号
   Tel. 011-511-7655 
     http://www.h-bungaku.or.jp/index.html
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2■「世界脚本アーカイブズ見聞録」(16)
   『コンテンツ即国力』 韓国コンテンツ振興院-韓国編【3】:津川 泉
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「コンテンツ即国力である」
韓国コンテンツ振興院のホームページを訪れると、イ・ジェウン院長挨拶の文中に
赤字でこう刻まれている。

韓国コンテンツ振興院の母体となったのは、韓国文化コンテンツ振興院、韓国放送
映像産業振興院、韓国ゲーム産業振興院、文化コンテンツセンター、韓国ソフト
ウェア振興院デジタルコンテンツ事業団の5つの組織である。これらを統合して
09年5月7日、韓国コンテンツ振興院が誕生。その事業は産業政策・戦略の策定、
産業振興、人材育成など。その領域は、放送映像分野、ゲーム関連分野、アニメ
などエンタテインメントコンテンツにおよぶ。

彼らがいま最も力を入れているのは「大韓民国新話創造プロジェクト」である。
大韓民国コンテンツ産業の「神話」になる新しい物語発掘のために設けられたプロ
ジェクトである。
昨年の第1回新話創造の目的はグローバル戦略市場進出(とくに米・中)のための
ストーリー発掘と制作・流通支援。昨年12月14日第1回公募(応募1007作品)受賞作
14作品。
大賞1.5億ウォン、最優秀賞1億、優秀賞5千万、奨励賞1千万。授賞作家のほとんど
は韓国放送会館内にある『ストーリー創作センター』(執筆できるような宿泊施設、
会議室などがあり31名の作家を収容可能)に入所して、そこで執筆を続けている。
それに連動した教育及び研修プログラムも行っている。

授賞作のうち7作品は今年2010年釜山国際映画祭アジアンフィルムマーケット(10月)
で投資家に披露され好評だったという。授賞作が制作されれば、制作費の30%(作品
あたり20億ウォン以内)で支援。
以上は韓国コンテンツ振興院日本事務所所長のキム・ヨンドク氏から情報提供を受
けた。
彼は11月2日の私どものシンポジウムにパネリストとして登壇する。関心のある方は
是非シンポジウムにご参加を! 新話創造プロジェクトにも言及されるはずである。

第2回目の新話創造プロジェクトのストーリー公募(8.27発表)は主催:韓国コンテンツ
振興院、KBS、朝鮮日報社。協賛:ポスコ、CJエンターテイメント、SKT。公募は国籍・
年齢不問。プロアマ不問。ただし、応募作品は「韓国語」で作成されることが条件で
ある。
受付は2010.10.26(火)~ 2010.10.29(金)に行われた。当選作の発表は2010.12月初め。

ちなみに審査基準は
〇素材が斬新で海外市場で通用することができる面白味と感動があるか?
〇主要登場人物の性格を明確に表現しているか?
〇主要登場人物の葛藤構造を明確に表現しているか?
〇語彙力、文章力、物語の構成力などが卓越しているか?

韓国から新たな「ハリー・ポッター」が生まれたとき、まさに「コンテンツ即国力
である」という言葉が単なるスローガンや予言ではなく、まさに実現することにな
るであろう。

(編集部注)韓国コンテンツ振興院HP(韓国語) http://www.kocca.kr/

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■3■ クイズdeシナリオ・アカデミー(19)          :杉原秀一
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問題【1】
『塀の中の中学校』(脚本:内館牧子、TBS、2010年放送)の主な舞台となった
刑務所内にある公立中学校「桐分校」のある自治体は、次のうち、どれですか。

 (1)八王子市
 (2)松本市
 (3)網走市
 (4)福井市

問題【2】
2010年10月スタートの日曜劇場『獣医ドリトル』(原作:夏緑、脚本:橋本裕志
TBS制作)第1回放送で、小栗旬演じる鳥取動物病院へ、多島あすか(井上真央)
は、どんな動物の治療のために訪れたのでしょう。

 (1)犬
 (2)馬
 (3)猫
 (4)兎

クイズの答えは日本脚本アーカイブズ公式ホームページ・メルマガのページ
をご覧ください。 http://www.nk-archives.com/

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「月刊ドラマ」11月号ご案内(発行・映人社 税込み定価840円)

月刊ドラマ11月号は日本テレビ系で7月~9月に放送された『ホタルノヒカリ2』
(綾瀬はるか・主演)のシナリオ特集。水橋文美江氏の脚本です。全11話から、
3・7・9・11話を掲載。水橋氏が執筆の裏ばなしを綴った作者ノート5ページ
を併載。

巻頭の特別インタビューには今年大ヒットした朝ドラ『ゲゲゲの女房』の脚本家・
山本むつみ氏が登場。デビュー以後の歩みと『ゲゲゲの女房』の企画から脚本を
書き終えるまでを語っていただいています。

連載<セリフとト書き>は金谷祐子氏。
<インタビュー 新しい波>は溝井英一デービス氏が登場。

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■4■ セピア色の記憶(18)平成18年(2006年)度寄贈脚本より  :入山さと子
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【平成18年(2006年)度寄贈脚本より】

2006年度(2006年4月~2007年3月)に寄贈された脚本・台本は、前年度の約10倍、
約14000冊にのぼりました。その中に数多く見られるのが、帯番組として毎日放送
されていたラジオのバラエティー番組の脚本です。

●『陽気な喫茶店』(脚本・大島得郎)

昭和24年から6年間放送されたNHKの人気ラジオ番組。歌とトークとコントの
バラエティー番組。弁士だった松井翠声の司会漫談、のど自慢出身歌手、荒井恵子
の歌、漫才師の内海突破のコントとゲストのトークで構成されていました。
テレビ放送が始まる直前、ラジオが娯楽の王様だった時代の貴重な脚本です。

●『トリローサンドイッチ』(作・構成 冗談工房)

ニッポン放送で昭和31年4月2日~36年12月30日まで毎日放送されたコントと
音楽からなる人気ラジオ番組です。「冗談工房」というのは、三木鶏郎が率いる構成
作家集団。主なメンバーは、キノトール、能見正比古、野坂昭之、永六輔、神吉拓郎、
飯沢匡、伊藤アキラ、なべおさみなど。

三木鶏郎は、上記の「陽気な喫茶店」にも参加している構成作家ですが、日本におけ
る初のCM音楽作家ともいわれています。「レナウンの唄」(レナウン、レナウン、いい
センス~)や「ミツワ石鹸」(わ、わ、わ、輪が3つ~)などのCMが有名ですが、キリン
ビール提供のこの番組のオープニングCMももちろん手掛けています。
歌詞のさわりだけ以下紹介。「パパはビールで いつでも陽気 昨日の一本 今朝ま
でごきげん 冗談とばしてネクタイしめて ・・・・」活力あふれる昭和のサラリーマン
の姿が目に浮かぶようですね。

この年、仕事場のリフォームにあたり大量の台本を破棄せざるを得なくなった構成作
家の遠藤淳氏より、多数の脚本が寄贈されました。その中にも昭和30年代の貴重な
ラジオバラエティー番組脚本が多数含まれています。

●『即席ことば辞典』(作・城悠輔、野坂昭如、遠藤淳)昭和36年~37年 TBS
●『アリちゃんのおとぼけ哲学』(作・城悠輔、遠藤淳、羽柴秀彦、野坂昭如、吉岡治、
  古城一兵、津瀬宏、遠藤啄郎、前田武彦ほか)昭和35~36年 ラジオ東京
●『サンヨー・トランジスタ・コント』(作・高橋辰雄、和泉二郎、佐々木守、遠藤啄
  郎、なべおさみ、神吉拓郎、福田善之、遠藤淳ほか) 昭和35~36年 ラジオ東京

 いずれも短いコントを放送する番組ですが、「取り越し苦労はほどほどに」「覚えた
ら忘れろ」(作・遠藤淳)など書誌情報リストに並ぶコントの題名を見るだけでも楽し
めます。

これらの番組で「名刺出すバカもらうバカ」「バカもやすみやすみ云え」「政治献金」
など、風刺の効いた題名のコントを書いていた野坂昭如は、上述の「冗談工房」三木
鶏郎の事務所ではじめは経理として働いていたそうですが、お金の計算が合わないこ
とが多く経理をクビになり「文芸部」に所属。放送作家から、作家に転身して直木賞を
受賞。三木鶏郎にならい「伊東に行くならハトヤ」で有名なハトヤホテルや、ハウス・
バーモント・カレーのCMソングも手掛けていました。

前回テレビドラマ脚本を紹介した向田邦子のラジオ番組脚本も、ラジオ日本のプロ
デューサーを通して脚本アーカイブズに寄贈されました。

●『アナタと夜のハーモニー』(脚本・向田邦子)

昭和45年11月1日から毎週一回、夜10時10分から20分間1人語りする番組。
向田邦子のラジオ番組といえば『森繁の重役読本』(1962年~69年)が有名でエッセ
イ本として刊行もされていますが、『アナタと夜のハーモニー』は、放送期間が半年弱
と短かかったせいか、活字にはなっていない貴重な脚本です。

初回にあたる11月1日放送時のテーマは「とりかえっこ」。欲しい物を手に入れる為に
あなたは、自分の持っている何と交換するか?との問いかけに向田邦子らしいウィット
とユーモアで話が展開します。アーカイブズに寄贈された21冊のうち、16冊が向田邦
子の手による脚本です。

2006年寄贈脚本、ラジオだけでもまだまだあります。次回は、ラジオドラマ作品を中心
に紹介する予定です。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■5■ 捨てないで! 寄贈のお願い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 過去の脚本・台本は、制作スタッフや出演者、その他の関係者のところにも、
大量に「埋もれている」はずです。
 「汚いから」「用済みだから」「置き場所に困るから」といった理由で棄てる
前に、ぜひ脚本アーカイブズにご一報下さい。

 ※寄贈についての詳細は下記URLをご覧下さい。
  http://nk-archives.com/contents/localnavi1238711870886.html

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■6■ ライターズ・アイ(休載)
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■編集後記■ 
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 今月も日本脚本アーカイブズ・メールマガジン第18号を無事発行することが
できました。ご支援、ご協力ありがとうございます。

『文化アーカイブズ活性化シンポジウム』のご案内がギリギリになってしまいました。
脚本・台本(シナリオ)のアーカイブに関して、日本は先進国の中でも遅れを取って
います。シンポジウムではこれまで見落とされてきた脚本・台本(シナリオ)のアー
カイブの重要性について、“文化関係資料”という大きな枠組みの中で掘り下げて
いきます。基調講演は戦後放送史を代表する脚本家の一人・山田太一氏です!

また北海道では初めての脚本展を開催!!!
日本脚本アーカイブズに寄贈された貴重な脚本・台本の中から、北海道にゆかりの
脚本も多数展示されます。

『文化アーカイブズ活性化シンポジウム』、『脚本・台本の半世紀 ~今、札幌に蘇る
シナリオ達~』両イベント、ぜひ多くの皆様にお越しいただきますよう願っています。

                         編集担当:清水喜美子

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【メールマガジンについて:ご意見・ご感想・問合わせ先】
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 ◇日本脚本アーカイブズ・メールマガジン  第18号  2010/10/31 
 <発 行>     日本脚本アーカイブズ
 <編集者>     清水喜美子
 <統括責任者>   香取俊介

 ◇この事業は、(財)JKAの補助金を受けて実施したものです。
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■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
 Copyright(C)2009-2010 日本脚本アーカイブズ All Rights Reserved.
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■第17号 10/9/30発行(訂正)

本日配信の日本脚本アーカイブズ・メールマガジン17号記事のうち、一部変換ミス
がありました。下記のように訂正いたします。

【訂正前】
 韓国では法定納入制度(1996〜)があり、公開されたすべての韓国
映画の
脚本とフィルムは必ずKOFAに納入されている。
 日本も世界に伍する文化政策の一環として日本脚本アーカイブズの実現が急が
れる。

【訂正後】
 韓国では法定納入制度(1996年~)があり、公開されたすべての韓国映画の
脚本とフィルムは必ずKOFAに納入されている。
 日本も世界に伍する文化政策の一環として日本脚本アーカイブズの実現が急が
れる。

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«■第17号 10/9/30発行